| ゴーヤの生け垣づくり(グリーンのカーテンづくり) 作者 草野 文廣様 |
| 1.プランターに植える |
| (1)土つくり |
| ①赤玉土(大粒) 1袋 (12ℓ) |
| ② 〃 (中粒) 2袋 (24ℓ) |
| ③ 〃 (小粒) 1袋 (12ℓ) |
| ④発酵牛フン 1/4袋 (10ℓ) (1袋40ℓ入りの1/4袋) |
| ⑤腐葉土 1/2袋 (8ℓ) (1袋16ℓ入りの1/2袋) |
| (※腐葉土は40ℓ入りも市販されている。これでも十分) |
| ⑥化学肥料 (野菜作り用) 25g~40g |
| ⑦苦土石灰 (粒状) 15g~20g |
| 上記の①~⑦を良く混合して更に潅水して用土全体に湿りを行きわたらせる。この用土にシート等を覆い、7日~10日位 |
| 寝かせてからプランターに入れてゴーヤの苗を植えます。 |
| (※上記で混合した用土を直ちにプランターに入れて、潅水して、7日~10日位寝かせてからゴーヤ苗を植え付けしても良い。) |
| (2)苗の植え付け |
| ①苗は本葉が4枚~5枚の苗を植えるとよい。 |
| ②プランターに苗は、1本~2本を植え付ける。 |
| (2本植えると生育は1本植えに比べると劣る) |
| ポット苗のポットの大きさより少し大きめな穴(巾 x 高さ)を掘り、ポット苗の土鉢を壊さないように植えこむこと。 |
| 中央はポット苗 | ![]() |
図はプランターにポット苗を植えた状態です。 |
| ③苗を植え付けて、活着して生育を始めるまで、苗が風に吹きさら | |
| しにならないように風よけをするとよい | |
| 肥料袋、ポリ袋などの上下を切り落とし円筒にして支柱を3本~4本 | |
| を立てて、風除けを作る。苗を植えるとき、土の表面に黒のポリマルチ | |
| を敷いて植えると土の湿度が上がり活着、育成が早い。 | |
| ④ゴーヤは高温性であり、春先の気温、地温の低いときは活着、生育が | |
| 悪く遅い、夏に入って気温が高く日照が強くなると育成は旺盛になる。 | |
| ⑤摘心は親づるが40㎝~50cm伸びたとき摘心する。 | |
| 小づるが出て、早く繁る。 | |
| (3)ネット張り | |
| ①ネットはホームセンター等で売っている10x10cm角又は、12x12cm | |
| 角のつる物用のネットを張ると良い。 | |
| (細い竹で組んだり、枝がある竹を立ててもよい) | |
| ②活着して、育成が始まるとつるをネットに巻き付けるようにする。つるが | |
| 自然にネット等に巻き付き始めたら放っておいても良い。 |
| ③地温が上がり生育が旺盛になりはじめたら黒のポリマルチ等は取り除く。乾燥すれば潅水を十分する必要がある。プランターは |
| 水分不足になりやすいので注意する。雨水のかからないところは特に注意。 |
| (4)追肥 |
| ①2~4周間毎に1回追肥をする。追肥の量は元肥の1/3~1/2の量を根元から約10cm位はなして、ばら撒きして表面の土と |
| よく混ぜてやる。 |
| (5)管理 |
| ①潅水は午前中8~10時ごろが最もよいと言われている。日中はさける。(地温が高く潅水した水が温水になる)夕方の地温が |
| 低い時期は、夜間更に地温が下がり育成が悪くなる。土が乾いたら十分潅水する。 |
| ②葉っぱの緑が黄色ぎみを帯びたら肥料切れ、水分不足のことが多い。 |
| ③葉を繁らせグリーンカーテンを主目的、また秋遅くまでグリーンを残したいときは追肥のときに尿素15~20g位程度追肥 |
| してやるとよい。 |
| ④表面の土の上に腐葉土、切りワラを敷くと乾燥を防ぐ。 |
| ⑤土つくりの腐葉土の代わりに切りワラを用いてもよい。 |
| 2.路地で育てる |
| (1)土づくり |
| 1坪当たり (3.3㎡) |
| ①発酵牛ふん 10ℓ~15ℓ (40ℓ入りで1/4袋~1/3袋) |
| ②腐葉土 15ℓ~20ℓ (16ℓ入り約1袋) |
| ③化学肥料 500g~700g |
| ④苦土石灰(粒状) 200g~300g |
| (⑤尿素 100g~200g) |
| 上記の①~④をばら撒きして、畑土を耕し畑土とよく混合する。 |
| ※⑤の尿素は苗を植え付け、3週間ご位に育成が始まったころ、根元から15~20cm位離して撒いて耕しておく。腐葉土の |
| 代わりに切りワラを用いてもよい。 |
| (2)ネット張り |
| ①(1)の畑地を耕して、苗を植える前にネットを張る。ネットはホームセンター等で売っている。10x10cm角又は、12x12cm |
| 角のつる性植物用ネットを張るとよい。(細い竹、枝のついた竹でもよい) |
| (3)苗の植え付け |
| ①土づくりをして7~10日位経過してから苗を植え付ける。 |
| ②苗は本葉4~5枚出たころがよい。 |
| ③苗の植え付けはうねを作って植えた方がよいが平地で植えてもよい。いずれも黒のポリマルチを敷いて植えた方が |
| 地温が上がり活着、育成がよい。 |
| ④苗の植え付け間隔は0.8~1.2m位とする。 |
| ⑤植え付けはポットの土鉢を壊さないように植える。 |
| ⑥植えた苗を風の吹くさらしを防ぐため肥料袋やポリ袋で、円筒形を作り、4本又は3本の支柱を立て、風除けを作ってやるとよい。 |
| ネットにつるが巻き始めたら取り除く。 |
| ⑦摘心は親づるが50~60cm位伸びたところで摘心して、小づるを伸ばす。 |
| (4)追肥 |
| ①追肥はつるの育成を見て3~5週間毎位に元肥の半量を目安に撒いて、表面の土とよく混ぜてやること。 |
| ②緑のカーテン目的や秋遅くまで緑を保ちたいときは、元肥の半量の尿素を追肥のとき撒いてやるとよい。 |
| (5)管理 |
| ①真夏など、1週間も10日も雨が降らないときは、潅水してやる。十分に潅水すること。(土の乾き具合を見て) |
| ②緑の葉っぱが黄色を帯びてきたら肥料切れ、潅水不足が原因のことが多い。追肥・潅水を十分する。 |
| ③気温、地温が高くなってくれば、黒のポリマルチ等は取り除くか、穴おあけて雨水や空気の流れをよくする。 |
| ④土の表面に腐葉土や切りワラを敷くとよい。 |
| 参考 |
| ①肥料の簡単な量り方 |
| 紙コップ (200ml) 一杯 |
| 化学肥料(粒状) 約200g~220g |
| 苦土石灰(粒状) 約250g |
| 尿素 約200g~250g |
| 『注意』肥料の容量当たりの重量は袋の開封時と開封後経過したものは空中水分の吸着量で重量は変わってくる。 |
| 一握り約20g~35g(手の大きさ、握り方により違う) |
| ②化学肥料は有機入りのものが良いと思う。 |
| 例えば 実物野菜専用肥料 20㎏入 |
| 有機入化学肥料 20㎏入 |
| メーカー商品により、チッソ・リン酸・カリ、微量要素の成分量がそれぞれ違うので施肥料はそれぞれの指定量を |
| 目安にするとよい。 |
| 苦土石灰(粒状) |
| くみあい(粒状)ミネGスーパー2号 |
| これは多くのミネラル成分が入っている。 |
| ③ゴーヤの種の発芽温度は25~28℃と言われ、発芽後も夜間18℃を保つ必要があると言われている。 |
| ④路地植えのゴーヤの根は2~3m位伸びる。土質はあまり選ばないが、多肥を好む。 |
| 排水の悪い土地はうねを作った方が生育がよい。 |